1人で泣きたいときに見る話,泣ける話,悲しい話,恋愛,家族,友達,動物の涙腺崩壊する話

おもいっきり泣ける話

感動する話

でも、今日私を助けてくれた事には変わりない

投稿日:

俺は、どうしようもないヤツで

警察ともめたりとか、喧嘩とか、あほみたいな事ばかりしてた不良ってやつだった

そんなある日、あまりに暇だったから学校を無断で抜け出し

駅前までバスで遊びに行ったんだ

駅前に着いて、一服しようとタバコ取り出そうとしたら

何か、フラフラもたついてるじいさんが目に付いた。

俺は「うざってーなぁ、道わかんねーな来るなよ」

とか思ってた。

そのじいさんはただ、その辺をうろつくだけで、誰にも助けをもらうわけでもなく

誰も、助けようとするわけでもなくて

見てて居た堪れなくなり、声をかけた。

「どこ行くんだ?見ててイライラするから行きたいトコ連れてってやるよ。」

かなり不器用。こういうの慣れてなかったから

じいさんは

「ありがとう。私は目が見えなくてね。家族とはぐれて困ってたんだ。」

と言ってきた

マジかよ。めんどくせー

とか思ってたんだけど、駅に連れてけば大丈夫かなって思い

連れてくことにした。

俺はじいさんの手を掴み、駅に向かっていった

そんな俺らを周りは、不思議そうに見てた

俺は黙って歩いていた

スポンサーリンク


じいさんは、俺に話しかけてくる

年はいくつだ、学校には行ってるのか。そんな感じのことを聞かれた

適当に話してたんだが、じいさんおもろくて気付いたら、もう駅に着いてた

俺は家族と会えるように駅員にアナウンスしてもらったり

じいさん連れて家族を探してた。そしたら、運よく家族と再会できた。

もう用無しかなって思い、俺は帰ろうとした時にじいさんがこう言った

「本当にありがとう、最近の子でも君みたいに優しい子もいるんだねぇ…本当に助かりました。ありがとう」

って。

俺は否定した。

ついでに俺のしてきたあほな事も全部言ってやった。

でもじいさんは、笑いながら

「元気だなぁ。でも、今日私を助けてくれた事には変わりない、優しい子だよ。親も自慢できるだろね。」

って言ってきた

なんて言っていいか分からなくて

「ありがと。でも自慢はできねぇだろwじいさん元気でやれよ」

とだけ言って俺もそのまま帰っていった

ずっと、お辞儀しててくれたっけな…

すごく嬉しくて俺、少し泣いてたな。

スポンサーリンク

おすすめ記事

1

最悪な話だけどお付き合いください。おれは不倫していた。 4年間も妻を裏切り続けていた。ネットで出会った彼女。 最初は軽い気持ちで逢い、次第にお互いの身体に溺れていった。 幸いずる賢く立ち回ったこともあ ...

no image 2

私、ウエディングプランナーをしてて沢山の幸せのお手伝いをさせてもらったけど 忘れられない結婚式があります。 新婦は私より大分年下の10代で可愛らしい子、新郎は彼女より20歳ほど年上の優しい方でした。 ...

3

なんで戦争はなくならないのか・・・・。 戦争は本当にやめましょう。この話を見る前にあえて言います・・・。 涙腺崩壊です。 この話はドイツにいたおじいさんの戦争時の話になります。 祖父はドイツ人で戦中は ...

-感動する話
-

Copyright© おもいっきり泣ける話 , 2024 All Rights Reserved.