俺ん家は俺と母親それと・・・。
おばあちゃんの三人で暮らしてるんだ。
親父は離婚していないんですが。なんとも複雑な家庭！？
パチンコとかやって借金をつくる駄目な親父だったんです。
母子家庭ってやっぱ経済的に苦しくて苦しくて・・・。
母さんは毎日働いてるんだ。
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おばあちゃんは汚い服ばっかり着てるのに。
俺は行きたい大学があるけど金がかかるからそこだけ受けて駄目だったら就職しようと思ってたんだ。
それで、俺大学落ちちゃったんだよね。
「すぐに就職先を見つけなきゃいけないな」
って考えてたら俺の部屋におばあちゃんがやってきたんだ。
「〇〇大学落ちちゃったんだってね」
とおばあちゃん・・・。
「うん、でもいいよ。俺、就職するから」
ってちょっぴり強がって俺は笑ってみせた。
そしたらおばあちゃん、いつから使ってるか分かんないような汚い手提げ袋から札束を出してきたんだ。
「何このお金…」
って俺が絶句してたら、
「〇〇、行きたい大学があるんじゃろ？だったら行きんさいよ。
お金のことなら心配せんでええ。まずこれで予備校行きんさい。
年寄りは金持ちやで。それに、ちょうどばあちゃんな何かに使おうて思ってたんじゃ」
と、そう言ってシワシワの手で札束を俺に握らせた。
最俺の部屋から出るとき「頑張りんさいよ」って言って出てった。
それから俺、母さんにおばあちゃんのこと聞いたら、
「おばあちゃんね、あんたが産まれてからずっと年金コツコツ貯めてたみたいだよ。
私も知らんかった」って。
マジ泣いたよ。
なんで金あんのに汚い服ばっか着てる意味とかさ・・・。さっき俺の部屋で喋ったこととか思い出して、本当に泣いた。
もう、本当に頑張るからさ。
今は肩を揉むことぐらいしかできんけど、絶対に大学に合格するから。
それと、俺は今日で2ちゃんねる卒業だわ。
長い間、本当にお世話になりました。勉強がんばります。
本当に本当にありがとう！
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