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身体が動かなくても人生どうにかなる

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立ち上がろうとすると後頭部に激痛が走りめまいがしました。
そして僕は無理やり足をひきずり支度を済ませて電車に乗りました。
電車の中では僕の顔をじろじろ人が見てきましたが何か顔についてるのだろうと特に気にしませんでした・・・。

僕は足を引きずりながら職場に向かい上司と会話を交わしました。
すると僕の顔を見た上司はすぐに異変に気づき内科のある病院を紹介してもらいました。
僕は不安になりつつも、地図を見ながら病院へ向かいました。
絶望感を感じ、脳梗塞なのかな?
僕は泣きそうになりました。
折角これからなのに自分は何をやっているんだろう・・・。
悔しくて悔しくてたまりませんでした。

病院に着くと色々と検査が始まって年齢的に脳梗塞ではないと診断されました。
たぶん脊髄かなにかだろうと整形外科に行くように言われました・・・。
その帰り電車の中で僕の頭の中は真っ白になりました・・・。
これからどうなるんだろう。僕の人生は終わったのかなと・・・。
上の人は待ってると言ってもらえたけど迷惑がかかるだろうなと・・・。
目の前に映る白い雪がますます不安にさせます。

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その後、整形外科に向かい異常は無くて脳外科で脳のMRIを撮り特に異常は無く・・・。
神経内科で検査入院をしたけれども異常はありませんでした・・・。
原因不明で3年が過ぎて右半身の筋力は完全に戻らなくなりました。
僕は色々な病院で検査をしてネットや図書館などで身体の事を一生懸命調べましたが結局分かりません。
なんでこんな身体なのに異常がないんだろう。
普通に考えたら絶望的ですが、仕方ないかなと人生割り切る事が重要かな・・・。
僕はこう考える事にしました。
駄目になった右半身の事を考えるよりも残った左半身で何かできる事を考えようと毎日試行錯誤しています・・・。
人生前向きにならないとと生きています。
周りは病気は甘えだとか言ってくるのですが・・・。
誰になんと言われようが気にしないようにしています・・・。
そうしないと自分がダメになるので・・・。
自分の人生なんで好きなように悔いのないように生きたいと思っています・・・。
それで、身体が動かなくなったその時はその時で考えようと前向きに強く生きたいです・・・。
だからこそこれを見てくれた人に少しでも勇気を与えられるような人間になりたいです。
こんな僕ですら一生懸命に生きているんですから。

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