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レジ打ち少女
レジ打ち少女の感動する話になります。皆さんも一緒に感動しましょう! その少女は、何をしても続かない人でした・・・ 田舎から東京の大学に来て、サークルに入っても、すぐに嫌になって、次々とサークルを変えて ...
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病院のトイレの落書き
大きな病院に通院していました。その時の話です。 ある日、男子トイレの洋式の方に入り座ると、ドア裏に小さな落書きがあったのです。 『入院して二ヶ月、直らない。もうだめだ。』 そして二週間後(その落書きの ...
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お母さんの文集です
私の部屋(生まれる前は応接室だった)にずっと母の本棚がある。 母が集めている推理小説とか過去にもらった本とかがたくさん入ってて、私は特に本棚の中を開けてみたり触ったりもしなかった。 数年前、ちょっと捜 ...
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中二の秋のある日、姉といつものように口喧嘩した話
中二ぐらいの頃の話です うちは家族がおかんと姉ちゃんしかいません。 だから、ちょっと貧乏でした。 ちょうど思春期真っ只中な時期に貧乏なのが恥ずかしいっていう気持ちがあり、ちょっと反抗的でした。 その頃 ...
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父親不在の授業参観日に「親」についての作文を発表した話
私の父は、男手一つで私を育ててくれました。 母の居ない私に寂しい思いをさせまいと父は必死だったと思います。 いろいろと体の違いや考え方の違いもありますし、男の父が女の私を1人で育てるのにはかなり苦労し ...
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俺とじいちゃんは「じい」「若」と呼び合っていた
俺の近所に住んでた爺さんの話。 一人暮らしだった爺さんは子供好きで、ちっちゃい頃の俺もよく遊んでもらってた。 ある時、爺さんの家で見た暴れん坊将軍(だったと思う)の1シーンで、老中と主役が「じい」「若 ...
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妻が他界し、息子の「ママ」になってくれた娘の話
もう10年も前の話。 妻が他界して1年がたった頃、当時8歳の娘と3歳の息子がいた。 妻がいなくなったことをまだ理解できないでいる息子に対して、私はどう接してやればいいのか、父親としての不甲斐なさに悩ま ...
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いい旦那といい息子といい娘に囲まれて幸せです
一昨年の12月に母に頼まれて届けものをしに旦那と出掛けて行った。 そうしたら、隣のアパート(大家は親戚の家)の一回のベランダに女の子がいた。 届けものをして、高齢の親戚宅の掃除などを手伝ったりしていた ...
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信号機の話
今日、近所の交差点で車に乗って信号待ちをしていると、前方の右折車線でジリジリ前進している車がいた。 明らかに信号が青になった瞬間に曲がっちまおう、っていうのが見え見え。 この道路は主要幹線(って言って ...
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阪急電車の話
阪神・淡路大地震のあと、阪急電車の復旧を沿線の人々は待ち望んでいた。うちもその一軒。 夜を徹して行われる作業、騒音や振動をこらえてくださいと、電鉄会社の人が頭を下げに来た。 「何を言ってるんだ?我慢す ...