大好きなばあちゃんの話になります。
最後までお付き合いください。
私は先日、走ってくる自転車の前にふらふらと飛び出したおばあちゃんがいたのを発見。
ティッシュ配りのバイト中だった私がそれに気付いて危ない!と思った瞬間には
自転車の兄ちゃんが急ブレーキかけつつ
「危ねーだろうが!」と怒鳴ってた。
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確かに完全にそのおばあちゃんの不注意でのことだったんだけど、でもそんなキツイ言い方しなくても…と、思わず2人の間に割って入ろうとした瞬間。
私が「ちょっと…」っておばああちゃんが言いかけたその時にその兄ちゃんは「死んだら悲しむだろが!!」と。
あまりにも予想外だったその言葉に、私含め周囲は思わずポカーンと・・・・。
で、謝るおばあちゃんにその兄ちゃんは更に
「うるせーないいから荷物かせ! カゴ入れてってやっから貸せ!つーかケガねぇのかよ!?」
と、脅してんのか気遣ってんのかわかんない発言が。
結局その兄ちゃんはおばあちゃんに付き添って来た道を引き返していった。
カゴにはおばあちゃんの荷物。ティッシュ配りながら2人をコッソリ見送ってたんだけど、おばあちゃんと兄ちゃんは何か色々喋ってるみたいでおばあちゃんも笑顔だった。
20分ぐらいしてから再度自転車で戻って来たその兄ちゃんにティッシュ渡しながら
「優しいですね」って言ったら、「別に優しくねーよ!」とちょっと怒ったみたいに言われた。
でもその後で小声で
「お年寄りを大事にすんのは別に優しいとかじゃなくて 普通のことだろがよと」
と言ってるのもちゃんと聞こえた。しかもちょっと顔が赤かった。
本気で惚れそうになった瞬間です。こんな素敵な人がたくさんいる社会になりますように!
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ばあちゃんはいつだって俺の味方だった
うどん屋のおばあちゃん