新入社員や転職をしている人に見て頂ければと思います。
この話は上司の厳しい言葉の裏に隠されたやさしさのある話になります。
新入社員でIT企業に入社3年目のTさんの話です。
彼は営業部に配属されて、忙しい毎日を送っている社会人です。
そんなある日の出来事です。
この会社では厳しいことで有名な部長から呼び出しがありました。
先日、上司に頼まれたため考えに考え抜いて作成した、プレゼン資料についての内容だったのだのですが・・・。
部長「お前、最近たるんでない????甘えてるんじゃないのか?この間作らせたこの資料、お前のやつ明らかに質が悪すぎて最悪。何を考えて作ったらこんなものになるの?こんなレベルのことしかできないわけっ?」
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T「すみませんでした。」
部長「お前、そんな仕事ばっかしてていいと思ってんの????」
T「・・・・良くはないです。(なんでこんなこと言われなくちゃいけないんだと思いつつ。)」
部長「こんな中途半端な仕事ばっかりしてるなら辞めちまえよ!???」
T「すみませんでした。作り直します。本当に申し訳ございません(そこまで言わなくたっていいじゃないかと内心は思っていた。)」
部長「いや…・・・。もう、俺がやるからいいから」
T「・・・わかりました。ありがとうございます・・・。(始めから部長がやればいいのに)」
部長「何か言いたそうだな?お前。文句があるなら結果出してから言えよ!?」
帰宅後、Tさんは退職を考え始めた・・・。こんな上司の下ではやっていけないなと。何故、自分が一生懸命やった仕事に対してあんなに言われなくてはいけないのか???
イライラするし涙は止まらないんです。辞めていった人たちの気持ちがわかった気がしたんだ。
そして・・・・
翌日、喫煙所の前を通ると、聞き覚えのある声でこんな会話が聞こえてきたんです。
部長「俺はTに期待してるんだ」
社員A「え。昨日あんなに怒鳴りちらしてたじゃないですか!?」
部長「悔しい想いを経験して上がってきてほしくてさ。実際もっとTはもっと質のいいものを作れるはずだから、お前はそんなもんじゃないだろうっていう気持ちも込めて言った感じなんだ。俺は、実はもうすぐ異動になるから。基本的に今いるチームのやつらは優しいから、今、俺がいるうちに危機感の持てるようなことを言わなきゃいけないっていう使命感みたいなものがあるんだよ。厳しくいわれないと気づけないこともあるだろ?できればあんなこと言いたくないけど、それがTの成長につながるんじゃないかと思ってるんだよ・・・」
そんな心の声を知ったTさんの部長を見る目は、それから大きく変化したそうです。
この人は自分に期待しているから厳しく言ってくれているんだと思えるようになり、前向きに仕事に取り組めるようになったそうです・・・。
すぐ怒られてへこんだりしているあなた!?実は怒られるのは期待されている裏返しでもあるんですよ!?
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