愛犬のリコの泣ける話です。
リコはじいちゃんの恋人だった。いつも一緒。寝るときだって。
じいちゃんがいないとリコは
寂しそうな顔する。
じいちゃんのことふざけて
叩くとリコがわたしに怒る。
キャンキャン甲高い声で
吠える。リコはじいちゃんが
大好きなんだよね。
やきもきまで焼くんだよね。
じいちゃんもリコが大好きだね、本当に恋人のようだった。
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じいちゃんはリコが具合の悪いときずっとそばにいて
ずっとさすって涙を流さぬようにこらえていたね。
リコは美人な顔してた。
まつげが長いの。
リコが旅立つときもじいちゃんはそばで見守っていたね。
さみしくないようにって。
わたしにリコが旅立ったとき
なれない携帯からメールを
くれたね。
リコが旅立ちました、と。
じいちゃんはリコの具合が
悪くなるころからずっと日記をのこしていました。
リコのこと本当に大好きだったんだよ。家族みんな、リコのこと大好きだったからね。
うちには今までを含めて
５匹のワンコと暮らしています。
今３匹になってしまいました。じいちゃんは今もワンコのこと大事にしています。
ただリコというワンコだけは
じいちゃんと特別な関係だったと思っています。
本当にありがとうね。本当に・・・。
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