バイトで限界を向かえたはなしになります。
この話は僕が大学生の頃の話になります。
カフェ喫茶でバイトをしていた僕・・・。
そのカフェ喫茶には2年の時から勤めていてもう4年目でベテランの部類に入っていました。
社長が変わって環境が変わりまだ慣れないある日。
いつも混む時間帯より少し早い時間に社長は銀行、休憩に行ってしまいお店には僕を含め3人が残りました。
ただ僕以外の2人はまだ初心者マークを付けているようなド新人ですが。
でもまぁ、いつも暇な時間帯だし、どうにかなるだろうと気楽に構えているとひとりふたりと、お客さんが...。
そしてレジが少し忙しくなり手の空いていた新人Kにドリンク作りを頼むと、「僕まだ作れません」とのこと。
仕方なく他の作業をしていた新人Oに頼み、また接客していると
「お待たせしました~」と新人Oが持ってきたドリンクは、本来の物とどこか様子がおかしい。
聞くと作り方がわからず勝手に解釈して作ってしまったようで・・・。
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そこからリズムが狂い始めそんな時に限りレジ前にはお客さんの列が・・・。
「できません」を連呼するできることがほぼない新人2人。
教える時間さえもない・・・。
かなり忙しそうな僕の横でなぜか平然と今やる必要のないトレー拭きをやっている新人。
久しぶりのバイトだった僕は新人の状況を把握していなかったのでそんな新人2人残して銀行に行った社長を恨みつつ
レジ、ドリンク、フード、洗い物ほとんどを1人で回してそんな状態が2時間くらい続き限界を越えてしまい泣く寸前(ほぼ泣いてたと思いますが)
お客さんは誰1人として責めずに待っていてくれたことに心から感謝しました・・・。
ベテランだったとはいえいつも3人から4人でやっていることを1人で長時間やるというのは辛かったです。
でもお客さんの暖かさがあったからこそ頑張れたんだなと感じました。
心がほっこりとした瞬間になりました。
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