いじめられっこがいじめられなくなった話 前編です。
私の幼少期の事を書かせて下さい。
長いので2回にわけさせて頂きます。
そんな私ですが小学生の時僕はイジメられっこだったんです。
よくある無視されたり叩かれたりさ・・・死にたいとは思わなかったけど学校に行くのはいやだったな。
イジメてくるのは一部のクラスメートだけだったけど他の子たちはさ・・・。
自分もイジメられるのが怖くて、誰も助けてはくれなったんだよね。
そして授業で「自分のお父さん」の事について作文を書く授業があったんだ。
先生はなんでもいいんだよ。遊びにいった事とかの思い出もさと・・・。
だけど僕はなかなか書く事ができなかったんだ。
クラスの子達はみんな楽しそうに書いている中、僕一人教室のなかでひとりぼっちだったんだ。
本当につらかった・・・・。
でも・・・。作文は書いた。
書いたのだが「自分のお父さん」というテーマとは違う事を書いたんだ。
あとで先生に怒られるかもしれない・・・そしてこれがきっかけで
イジメられるのかなと子供心にとても不安だったんだ。でもそれしか書けなかったんだ。
作文は授業の終わりと同時に集められ先生は「来週発表会をします。」
と言った。先生はそのまま教室を後にしたんだ。その後は頭を叩かれてイジメられている僕がいた。
「今日は発表会をしてもらいます。」
今日は作文の発表会の日・・・。
ただひたすら「僕の作文は選ばれませんように・・・。」
祈って下を向いているだけだった。
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発表会は順調に進みあと15分で授業も終わるところまで来ていた。
僕は少し安心していたのだがその期待は無駄だったんだ。
「では最後に〇〇君に読んでもらいます」
頭の中は真っ白だったよ。
「あの、先生・・・僕はお父さんの事書いてないです。」
クラス中から非難の声が上がったんだ。「バカじゃねえの?」
など罵声が飛び交ったが非難の意見はみんな一緒だった。
もうどこにも逃げられなかったんだ。
「静かにしなさいっ!」
突然の大声に教室は静まり返りました。
「先生はどうしても読んでもらいたいの。だからみんな聞いてください。」
「ぼくのお父さん。僕のお父さんはいません。幼稚園の時に車にはねられて死んだからです・・・。
だからお父さんと遊んだのもどこかへ行った事もあまりありません・・・。
それにお父さんの事もあまりおぼえていないです・・・。
写真があるのでみましたがおぼえていないです・・・。
だからおばあちゃんとお母さんのことをかきます・・。
お母さんは昼間しごとにいってお父さんののかわりに働いています・・・。
朝はやくから夜おそくまでいつも働いています・・・。
いつもつかれたといってますが甘いおかしやたいやきを買ってきてくれるのでとてもだいすきです。
後編へ続く。
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