あたしが小学校のときまで、超石頭だったお父さん。
あたしが中学校にあがったときお母さんが亡くなり、あたしはこの先お父さんとやってけるか不安だった。
でもお父さんはかわったよね。まるでお母さんが作るみたいなかわいいお弁当。
近所の方を招いて庭でお食事。あたしの友達にさえ、我が子のように接し、お父さんファンがたくさんできていったね。
一人で二役は大変だったでしょう。
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悲しい思いをさせまいと、頑張ってくれたお父さんの気持ち忘れないよ。
あの日はめずらしく晴れて暖かい日だった。
おかぁさんが迎えにきたんだね。何一つ親孝行できなくてごめんね。
でも、お父さんが残してくれたたくさんの『友達』がいるから安心して天国いってね。
『友達』にお父さんみたいっていつか言われることができたらようやく親孝行になるかもしれない…
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1人娘が亡くなって
気持ち
癌の余命宣告