第二ボタン
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今日は中学校の卒業式の日。
そんな時、クラスで地味で友達も少ない暗い子から第二ボタンを欲しいって言われたんだ。
内心は嬉しかったが、みんなの手前悪い!他の子にあげなきゃだからダメなんだと言ってしまったんだ。
おれはみんなにバカにされると思ってさ。お前あんなのがいいのか??みたいなさ・・・
おれは本当に馬鹿だ・・・。
その子は見た目は肌がすごく白くて髪は漆黒って表現があう感じなんだ。おとなしいせいか
目立たなかったけど結構キレイな子だったんだよ。
その子は休み時間とか図書室でずっと一人で本読んでる地味な子だったけどさ。
おれはその子と普段話することなんてなかったけど俺にとってはすごく気になる子だったんだ。
その子は運動が苦手で・・・体育、バレーボールの時間にこの子がコケて怪我したときに
保健室に連れてった事があったんだ。そこで少しだけささいな話をしたくらいだったんだ。
それ以外では話なんてほんとにしたことなかったなぁ・・・。
もっと話したかったけどさ。
卒業式も終わって春休み。
その子の家に電話して話したいことがある、渡したいものが、って伝えて学校に来てもらったんだ。
そこで受け取ってもらえるかわからないけど第二ボタン渡したんだよな。気持ちと一緒にさ。
結果はまだわからないが・・・。
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