幼馴染との恋愛感情・・・。
小さい頃からうちと俊太はいつも一緒でした。
その時から周りがカップルに間違えるほどの仲でした。
なんだかんだで月日は流れてうちが俊太に恋愛感情を抱いていると気付いたのは高3のときです・・・。
今思うとその前から恋愛感情を抱いていたと思います。
近すぎた距離と今の関係を恋人ではないけど俊太にとって特別な存在である自分の立場を壊したくないという思いから気づかないフリをしていたのだと思います・・・・・。
でもうちは気持ちがいかないようにしててつらかったんです。
うちが自分の気持ちに気付いたきっかけは友達が俊太のことが好きだとうちに打ち明け今まで2人きりだった登下校に友達が入ってきてからです・・・。
何故だかわからないけど2人が楽しそうに話している様子をみるとイライラしてしまい2人でいる時間が少なくなったなと思うたびに胸が痛くなり寂しくなる思いでした。
自分でも最低だと感じるようなことを思ったりしていました・・・・。
本当にさいていな自分がいました。
決定的だったのは友達の告白を俊太が断ったときホッとした自分を感じてからです・・・。
この時からうちは幼なじみとしてではなく好きな人として意識していきました。
完全に恋です。
うちはずっと気持ちを伝えられず大阪に進学して俊太は地元で就職と離れる時期になってしまいました。
もう少しで大阪に行かなければならないという時期うち達はうちが向こうに行く前に会う約束をしていました・・・。
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うちにとって最後のチャンス気持ちを伝えようと思っていました・・・。
きっとここを逃せばチャンスはなくなると感じたんでしょう・・・。
そして約束の日待っていたうちを見つけたかれは手を振りながら走ってきました。
だけど俊太の姿はうちの目の前から消えていました・・・。
ハッとした時俊太は頭から血を流しながら横たわっていたんです・・・。
頭が真っ白になり状況に付いていけずその場に立ち尽くすことしかできず状況に頭がついていった時には人目も気にせず泣くことしかできずにいました。
俊太の名前を必死に呼び泣いていたことしか覚えていません。
でも立ち上がりません。
俊太は病院に運ばれお医者さんのおかげで命は助かりました。
だけど意識は戻りませんでした・・・。
目を瞑った俊太のそばにいるとき看護師の方がうちに小さな紙袋を渡してきました・・・。
中身はうちへの誕生日プレゼントとメッセージカードでした。
俊太はその日から目を覚ますことはありませんでした。
うちが専門学校を卒業する春俊太は息を引き取りました・・・。
カードには
「誕生日おめでとう。伝えたいことがあります。俺はずっと前からおまえが大好きです。
幼なじみのようにしか思ってないかもしれないから突然で驚いてると思うけどもし同じ気持ちだったら28日に今日の待ち合わせ場所と同じ場所に今日と同じ時間に来てください。その時は手紙じゃなくて言葉にして伝えます。」
うちは今でも28日には俊太との待ち合わせ場所に行きお供えの花束と俊太への想いを綴った手紙を添えています・・・。
当たり前だと思っている日常は当たり前ではない日々・・・。
1日1日を今日が最後かもしれない伝えられるのは今日が最後かもしれないと思い1日を過ごせた感謝をしながら生きていかなければならないと感じました・・・。
うちの想いはあの頃から変わりません。
いつまでたってもあなたはうちの特別です。
うちの想いが遠いあなたに届きますように・・・。
でも・・・・
本当なら一緒に人生を進んでいきたかったよ。
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