野良犬が咥えていたのは人間の赤ちゃんだったと・・・。
この話は信じがたい話ですが野良犬が口にくわえていたのは産まれたばかりの人間の赤ちゃんでした。しかもへその緒がまだ付いた状態でゴミ箱に捨てられていたところを野良犬がくわえて歩いていたのです・・・。
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野良犬ですからきっとお腹も空いていたでしょう。もし、この光景を私たちが目撃したら「食べようとしているのでは!?」と誰しもが思うのではないでしょうか・・・。
しかし、現実は違いました。野良犬は近くの民家まで赤ちゃんを静かに運んで人間に渡そうとしていたというのです。
この様子に気が付いた住民はそっと玄関に置かれた赤ちゃんを病院に連れて行きました。赤ちゃんは生きていました!
しかも赤ちゃんの体には犬の歯型や傷などは一切なく健康そのものだったということですから奇跡に次ぐ奇跡が起きたのです。この衝撃のニュースは世界中に発信されました。新聞社によるとこの野良犬はメスだったそうです。犬の母性本能が働いてゴミ箱の中で泣いていた赤ちゃんに気が付き人間の元に届けたのだと推測されています。
この野良犬には『天から送られたエンジェル』という愛称が付けられ、地元住民の間で大切に扱われているそうです。嬉しいですね!
元来、犬や動物は赤ちゃんを口で上手に咥えて移動します。人間の赤ちゃんをエサだと思わずに助けるべき存在だとキャッチできた犬の能力に改めて称賛の声が上がっています。犬によって一人の人間の命が救われました。野良犬が取った行動は「誰か、この赤ちゃんを助けてあげて!」とまさに愛そのものでした。本当に感動ものです。
しかし現実に目を向けると、この赤ちゃんを捨てた親は未だわかっていません。人間は動物の中で唯一、繁殖期が定まっていないといわれています。育てられない赤ちゃんを作る愚かな人間に警告を鳴らしている気がします。
自然界は種の保存のために必死に赤ちゃんを育てる生き物ばかりです。自分や家族の命を大事にできないのは人間だけなのかもしれません。本当に悲しくもなった話になりました。
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