犬がおじいちゃんの脳梗塞を発見した素晴らし話になります。
私たちの住まいは3軒並びの住宅街で、うちが1で核家族です。
隣が2でお爺さんの独居で3が大家族のお宅なんです。
3のお宅は犬を飼ってるんだけど、たまに雷の時に遠吠えしたり花火の時に吠える位の大人しい犬でかわいいんです。
家付き合いも良好で、我が家のトマトとゴーヤが豊作だったので2と3のお宅にお裾分けに行ったんです。
そして2はお留守だったので、3のお宅に行って世間話をしていたら珍しく犬が吠えたんです。
なんか不思議というかなんというか・・・。
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初めはワンワン、だったのが段々激しく吠えだして、しきりに2のお宅に行こうとするんです。
もしや留守宅の2に泥棒なのか！？と3の家族と一緒に2のお宅に行ってみたんです。
家の周りをぐるりと回ったら、お風呂場の窓が開いていたからそこから。
3の旦那さんが中を覗くと、2のお爺さんが全裸で倒れていたんです。
急いで救急車を呼んで、お爺さんは助かったんです。
脳溢血だか、脳卒中だかだったんです。
でもそのスピードで助かったみたいなんです。
私が2のお宅にお裾分けを持っていった時にはもう倒れていたらしいんです。
いつもは可愛い3の犬が、完全に野生に返った顔で吠えていたのも怖かったし・・・。
救急車が来るまで、電話で指示されて脈を確かめたり身体が冷えるのを防ぐためにタオルをかけたりをして・・・。
「絶対に頭を揺らさないように」するのが、もし揺らしちゃったらどうしようと思ったんですが・・・。
でもこの犬のおかげで助かったんです。本当に素晴らしい話ですね。
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