私の病気が発覚したのが丁度1ヶ月前...
ステージⅢ後期の大腸癌っていう診断だった...
リンパも腫れていて転移も十分考えられる...結構ヤバイ状況だと...
妻に「すまんっ!もしかしたら手術間に合わんかも知れないんだ・・・」
と言ったら、私の妻、凄い奴...
「○○(娘)と、今まで忙しかったから、あんたはあまり遊んでないやろ? それやったら手術まで、私も仕事を全部休むわ...思い出作りじゃー!(笑)」って...
それこそ色んな所へ行った...遊んだ...
私の体調が悪い時には、「休んでたらいいよ」って、ずっとハンドルを握ってくれたんだ...
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ディズニーランドへも行った...
慣れないカメラを握り締めて、汗だくになって、必死に私と娘のドナルドのスリーショットを撮ってくれたんだ...
2週間丸々、妻ともうすぐ2歳になる娘と共に家族で目一杯過ごした...本当に楽しい毎日だった...
8月になって、手術の為に入院生活に入ったよ...
そして昨日、2週間あまりの入院を終えて退院したさ...
大腸や周辺リンパをけっこうゴッソリ取ったにしては医者もびっくりの回復で、当面は大丈夫そうだって...
病院に迎えに来てくれた妻に、今しかないと、準備してたセリフをきり出そうとした矢先に妻が、
「私もちょっと病院行きたいねん」
と言ったんだ...
出鼻を挫かれた私は、そのままヨタヨタ歩いて妻の運転する車に乗り込んださ...
車が着いた先は・・・・...
産婦人科の駐車場...
「死んでる暇無いで」って、
助手席の私を横目で見ながら悪戯っぽく笑った...
あっけに取られて、昨日は結局言いそびれてしまいましたわ...
今晩、もう一回チャレンジしますよ...
本当にありがとう。
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ガンは本当に怖い病気
病気の母の話