俺は今年6月に逮捕された。罪名は恐喝
今思えば本当馬鹿だと思う
俺は逮捕され、10日間留置所に収容され、その後鑑別所に送致された
鑑別所での暮らしは最悪だった…
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毎日同じ行動の繰り返し。
まだその時は反省など全くしていなかった
そして審判の2日前、母ちゃんから一通の手紙がきた
内容は誰の詩なのかは分からないが、こう書かれていた
「あなたが眠りにつくのをみるのが最後だとわかっていたら、私はもっとちゃんとカバーを掛けてその魂を守ってくださるよう神様に祈っただろう
あなたがドアを出ていくのをみるのが最後だとわかっていたら、わたしはあなたを抱きしめてキスをして、そして、また、もう一度呼び寄せてキスをして抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声を聞くのが最後だとわかったら、わたしはその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう」
俺はその時何も思わなかった
そして審判の日が来た
母ちゃんは泣いていた
俺は「みっともないからやめてくれ」と心の中で呟いていた
そして審判の結果、保護観察処分が言い渡された
俺は元の生活に戻れて嬉しかった
その一ヶ月後、今度は原付窃盗で現行犯逮捕だった
結局共犯にもならず、何もなかったが、警察署から家に帰った時母ちゃんは何も言わずただ悲しそうな顔をしていた
そしてその日、その手紙を読んだ
ただ悲しかった。
涙が溢れそうになった
その時、初めて
今までしてきた過ちを後悔し、反省した
次の日、母ちゃんのいつもどうりの顔を見ていられず、さっそうと家を飛び出し友達の家に行った。
その日から俺は
悪さをやめ、捕まるような事をしないと、心に誓った
母ちゃん…いつも心配かけてごめんなさい。
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