心からの感謝話です。
k子ちゃんが中学生だったときの話です...
彼女のお父さんは昔から病弱で入退院を繰り返す生活をしていたそうです...
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しかしある日k子ちゃんが学校に行っている間にお父さんが意識不明になってしまいました...
もちろん父の危機はすぐに学校にいるk子ちゃんにも知らされました...
その場で泣き崩れるkちゃん...
あまりのショックで病院にすぐ駆けつけることなどできなかったそうです...
でもそんなときk子ちゃんの大親友だったN子ちゃんがk子ちゃんに平手うちをくらわしてこう言ったそうです...
「これから泣くのはいつだってできるでしょ!!今しか生きているお父さんに会えないかもしれないんだよ!!
今をのがしたらk子には後悔しか残らないよ!それでもいいの!」
といって授業の途中にもかかわらずk子ちゃんの腕を無理やりにでもひっぱってk子ちゃんのお父さんのいる病院につれていってくれたそうです...
病院に着くや否やお父さんの状態が明確に伝えられすぐに手術をしないと今日中に亡くなってしまうと言われたそうです...
でもそこに問題がありました...
そこの病院には長時間の大手術ができるほどの輸血がなく手術はできないとのこと...
そして他の病院に搬送できる時間の余裕がないことからk子ちゃんとその母親は父の死を覚悟したと言っていました...
でもそれを聞いたN子ちゃんは「ちょっとまってて」といってでていきしばらくすると中学のクラスメイトと共に病院にかけつけてくれたそうです...
クラスメイトはみな走ってきたからでしょう額に汗を流し息も切れ切れにこういったそうです...
「N子から話はきいた...k型のやつがそろっている...はやくおれらから血を抜いておまえの親父の手術に役出ててくれ!」
みんな笑顔でk子をはげますとともに協力を願い出てくれたのです...
そしてみんなの協力があいなってk子のお父さんは一命をとりとめたそうです...
あとから聞いた話ですがみんながきてくれたのもN子が息をきらしながら血眼で授業中のクラスに飛び入ってきてみんなに泣きながら協力を願ってくれたからだそうです...
彼女のお父さんを助けてあげてと...
そして授業中にもかかわらずk子のためと全クラスメイトが一丸となって動いてくれたのです...
なぜ彼女がそこまでしてくれたのか...それにはわけがありました...
彼女は幼いときにお父さんを交通事故でなくしていたのです...
お父さんの最後をみられなかった悲しみ助けてあげられなかった悔しさからk子をなんとかしてあげたいとおもったのでしょう...
N子はk子と自分自身をかさねていたのでしょうね...
k子は思い出すたびにN子を心から感謝しているとのことです...
本当にいまだに感動する話になります。
涙腺崩壊しました!
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大切な家族が
伝えたかった気持ち