クリスマスイヴでの喜びと悲しみです・・・。
僕は彼女よりも先に起きて枕元にプレゼントを置いたんです。
僕はサプライズ的なのが大好きでなにせ大好きな彼女に喜んでほしかったから・・・。
そして、目覚めた彼女はプレゼントを見つけて喜び涙まで流してくれたんです・・・。
そして喜びの余韻の中、彼女は仕事へと向かいました。
僕はひと仕事終えた心持ちでタバコを吸うためベランダへとでました・・・。
ゆっくりとタバコを燻らす僕・・・・。
すると部屋からパチパチと音がするんです。
窓越しに部屋を覗くとカーテンが燃えていたんです。
ベランダに出た際にカーテンが電気ストーブに掛かってしまっていたのだ・・・。
とにかく呆然とするしかなかったんです・・・。
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勢いよく燃えカーテンをくぐり部屋に戻ると・・・・炎は天井まで焦がしていたんです・・・。
スマホで消防に電話しながら消火を試みるんですが・・・。
濡らしたタオルで叩き、鍋から水をかけなんとか消火しましたが・・・。
ボヤ程度ですんだが後の事はよく覚えていない。
彼女が帰ってくるまで膝を抱えて座っていたと思う・・・。
焦げ臭い部屋の中で僕は一人で・・・。
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彼女とのお別れ
彼女の三回忌の悲しい話