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恋愛

遠距離恋愛の感動話

投稿日:

わたしの彼氏は二歳年上です・・・。

東京都内で働いていた時、同じ職場で出会いました・・・。

新卒で入社して三カ月ほど経ったわたしに声を掛けてくれた先輩・・・。

すぐに打ち解けて、初めて2人で食事に行きました・・・。

不思議なことに「わたしこの人と結婚する気がする」という予感がして、さらに彼氏もそう思ってくれたようですぐに付き合うことになりました・・・。

付き合い始めて一年程経った時、彼氏の親が体調を崩してしまい、長男の彼氏は仕事を辞めて東京都内を離れ富山で暮らすことになりました。

東京都内と富山の遠距離恋愛となりましたが、特に問題が起きる様子もなく月に一度お互いに行き来する頻度で交際は進んでいきました。
お互いにいつか結婚はするだろうと思いながら遠距離恋愛が二年経過しようとする時、いよいよ結婚準備をしようという話になりました。

まずは親への挨拶、次に式場選びと。

あれ!?プロポーズは!????

とわたしは思いました・・・。

結婚してくださいとか、ずっと一緒にいてくださいとか、そういう言葉ってドラマの中の話なの??と思いました・・・。

付き合い当初から結婚を意識していたため、彼氏もプロポーズのタイミングを逃してしまったのかもしれません・・・。

遠距離だけれども結婚準備は順調に進み、その年の年末は東京都内のわたしの一人暮らしの家で一緒に過ごすことになりました・・・。

「独り身で過ごす年末は今年で最後になるね・・・。」

と話していました・・・。

その日は一度仮眠をとってから、年をまたぐ時間には近所のお寺に行こうと計画していました。

二人でご飯を食べ、テレビを見ながらうとうと眠りました。
しばらく睡眠した後、彼氏にトントンって起こされました。

目を擦りながら開けると、目の前にキラキラと輝くまばゆいほどの指輪を持つ彼氏がいました。

わたしは驚いて言葉が出ませんでした。

まったく予想していませんでした。

ここ数日は結婚準備のために東京都内に来ていたんだよね!?
荷物の量はいつも通りだったよね!?
どこにこの指輪を潜めていたの!?
今日プロポーズするつもりでいたの!?
このタイミングにしようって決めてたの!?

一瞬のうちに色々な???が頭の中を巡りました。

それと同時に、とっても嬉しい気持ちになりました。

彼氏のサプライズに、完全にはまりました。

にっこり笑って、彼氏はゆっくりと、

「ずっと一緒にいようね。」

と言ってくれました。

その途端、頭の中のクエスチョンマークなんてどうでもよくなりました・・・。

心の中に彼氏の優しさがたっぷり入ってきて、じんわり満たされあたたかくなりました。

そして、わたしの中からは言葉が出てきません・・・。

むしろ、言葉はいらなかったんだと思います。

わたしは彼氏の目を見て大きく頷きました。

彼氏はほっとした様子で、笑ってくれました。

そして、「緊張した?!」って、言いました。

そのあとゆっくりと指輪をはめてみました。

今までこんなにキラキラと輝く宝石を見たことがないものですから、出てきた言葉はシンプルに、

「綺麗。」

これだけです。

形容するのにはこれだけで十分でした。

彼氏の指輪を運ぶ手は、心なしか震えている様に見えました。

笑顔でわたしの指に指輪を運んでくれるのですが、なにせ今まで一度も、指輪選びにお店にすら言ったことがなく、わたしの指のサイズなんて聞かれたこともなく。

それっぽく薬指を触られて「あれ、これってもしかして指輪のサイズ測るためかな!?」なんていう淡い期待をさせてくれることすらもありませんでしたから。

きっと指輪のサイズ合うかな!?

といったドキドキ感が彼氏の笑いながらも真剣なまなざしに表れていたんだと思います。

左手の薬指に指輪を通そうとしました。

大丈夫、入る!!!!

わたしは確信しました。

指輪は小さくなかったです。

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でも、ちょっとだけ、ほんの少しだけ大きかったです。

彼氏は少しだけ残念がった表情を見せました。

わたしは、

「ぴったりだよ!嬉しいなぁ。こんなに綺麗な指輪、見たことない。とっても綺麗。ありがとう。」

と言いました。

少しだけ指輪は大きくても、これが彼氏の愛情の大きさのように感じました。
どうして年末のこの日で、一回仮眠した後のこのタイミングだったのか、彼氏に尋ねました。

すると彼氏は答えました。

「俺らは出会ってすぐの頃から結婚を意識していたよね。
だから毎年の”付き合った記念日”とかあんまり意識しなかったよね。
正直、俺は俺らが付き合った日が何月何日になるんだか、覚えてない。
面白いことに、おまえもそう言ってたよね。
それはそれでいいんだけど、今度結婚って話になったら、プロポーズする日は覚えやすい日がいいかなって思ったんだ。
だから結婚式の日は、俺らが忘れないように誕生日にすることにしたよね。
プロポーズの日っていつがいいんだろうって思って。
遠距離恋愛だから、なかなか覚えやすい日に丁度都合よく会えるかっていったら、そうじゃないんだよね。
だから、年末だったら仕事も休みだし、一緒に会ってるだろうし、忘れにくいだろうし、と思って。
忘れないでしょ!?」

そう話してくれた彼氏に、わたしはまた大きな優しさを見ることができました。

遠距離恋愛だったわたしにとってプロポーズの思い出は、サプライズにと彼氏の優しさに包まれた素敵な思い出になりました・・・。

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