突然の感動した話になります。
2013年8月ごろとある公園脇でゆったり休憩をしていた時のこと...
年の頃小学校低学年くらいの男の子と幼稚園の年中さんくらいの女の子が
公園から飛びでて、いきなり私に駆け寄ってきました...
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なにかな???と思ったら2人は突然100円玉と50円玉をポケットから取り出し
「おっちゃんこれで○○にある大きな病院へ連れてって...」
戸惑いながら「どうしたの?」と聞くと「お母さまが救急車で大きな大きな病院に行ったので連れていって...」と
男の子が答えそして両手を合わせ頭を下げて切願をはじめました...
「これはただ事ではない...乗車料金はともかく何とかしなければ...」と思い「落ち着いて...」と
諭しながらもう少し話を聞くと「お父さんと連絡が取れず妹と2人で困っている...」といいます...
私は「付近で救急指定病院といえば○○病院に間違いない...」と思い2人を乗せて病院に向かいました...
到着後病院の受付の方に事情を説明したところお母さまが搬送されていることが確認できました...
お母さまも大丈夫だということが聞けひとまずはホッとしました...
そして数分後無事親子の再会を見届け念のためお母さまに事情を簡単にお話した後私はその場を去りました...
「乗車料金は…仕方ないか~...」と自腹を切りましたが清々しい気持ちでいっぱいでした...
それからしばらくしてなんと偶然にもその親子と再会することができました...
お母さまはお子さんたちから事情を詳しくお聞きになったようで子どもたちの決死の行動に
「涙を流して喜びました・・・」と話してくださいました...
どうやら以前にもMKドライバーに優しくしてもらったことがあったので
「何かあったらハートのマークの人に...」とお子さんに言い聞かせていたようです...
それを聞いた私は恥ずかしいやら嬉しいやらで感動しました...
最後にお母さまから感謝のお言葉と不足していた乗車料金を頂戴し
そして小さなお客様ふたりからは「おっちゃんどうもありがとう...」という
今までで一番嬉しい「ありがとう...」をいただきました...
本当にこの仕事しててよかったと感じました・・・。
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子供といるときの時間の大切さ
母親と子供