3年間、一緒に暮らしたインコちゃんがついこの間亡くなってしまったんです・・・。
本当に涙腺が崩壊しましたし今でも夢に出てきてくれます。
とても懐いていたんですが、雌だったので言葉を真似したりは出来ず「クックッゲッゲッ・・・・」と小さく鳴く事が多くて
よく小屋の物を揺らしたりついて遊ぶ音の方が部屋によく響いてたんです。
亡くなった直後は帰ってくると部屋の一画から無くなった小屋に戸惑う事しか出来ずにいました・・・。
まるでお帰りー!とでも言う様にピーピー鳴く声も聞こえず私はその場にへたり込んでしまい、また泣いてしまったんです。
いつもなら泣いたら涙を舐めてくれる君がいるのにさ・・・。
今はもう、いないんだよ。つらいよ・・・。
胸が締め付けられ淋しくて苦しくてさ・・・。
もっとしてやれる事はなかったんだろうか????と・・・考えのまま泣きながら寝そべっていると・・
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そのとき・・・。
「クックッゲッゲッ・・・」
「え!?」
驚いて飛び起きるも、起きると気配が消えるんだ。
私は不眠症で心の病気も患っていたんですが・・・ペットのおかげでどちらも全回復し今やっと人生を楽しんでいた矢先の不幸だったんです。
再び静かに寝そべり目を閉じてみると・・・。
「カツカツ。プッ・・・ゲッ・・・」
目を閉じると、部屋のあちこちの物を移動しては突く音が聞こえるんです・・・。
私は溢れ出る涙を止められずに黙って目を閉じたまま聞いていたんです。
最後まで心配かけてごめんね・・・。
「ありがとう、本当にありがとう、もうこの世では会えないけど・・・次生まれて来た時も会いたいよ。
きみがいたから夜も淋しくなかったんだよ・・・。君がいたから笑えたんだ。ありがとう、バイバイ・・・」
そう呟いた後も部屋の音や気配は朝まで消えずに・・・。明るくなったのに気付き目を開けて体を撫でた後庭に静かに弔いました・・・。
本当にありがとう、後一つわがままを言えばもう一度遊びたかったよ・・・。
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動物泣ける話
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